ソニーの最上級製品のみに与えられるブランド「Signature Series」の新インナーイヤーヘッドホン「IER-Z1R」

試聴する機会をいただけたのでキモである音質を中心にご紹介していきたいと思います。。。!!

筆者の私事ではありますが、昔から音楽を演奏したり、聞いたりすることが多く、今でもオーディオ製品、特にポータブルオーディオ、イヤホンヘッドホン等には多く触れておりハイエンドからローエンドまで多少の知識があります。私見も混ざり、多少難しい内容になるとは思いますが最後まで読んで頂ければ幸いです。

ではいってみましょう!!

外観

フェイスプレートには、高級腕時計にも用いられる、地金に研磨で繊細なうろこ模様をつけるペルラージュ加工が施してありまさに高級感の塊です。

やはりいくら音が良くても見た目が良くないとダメな今のオーディオ界、高級な指輪のようなピカピカのボディは必ずや所有欲を満たしてくれること間違いなしです。

大ぶりで非常に重そうな筐体ですが、想像よりかなり軽く驚きました
ハウジングにはジルコニウム合金が使われており、この素材は非常に高い硬度をもち、かつ高い耐食性を持つ材料で傷つきにくく錆に強い筐体に仕上がっています。

組み合わせの精度も非常に高く、流石の一言です。

「IER-Z1R」伝統と信頼のソニー・太陽工場(大分県)にて製造されています。ハイエンドヘッドホンMDR-Z1Rや定番中の定番のスタジオ用ヘッドホンMDR-CD900STなどの生産も手がける工場です。

付属のケーブルはOFC銀メッキの3.5mmアンバランスケーブル&4.4mmバランスケーブルで、バランスケーブルを別途購入しなくてもバランス接続でのリスニングが楽しめます。

装着感

大きめのハウジングサイズであり、金属製なのでやっぱり重いのかなーと思いましたが、見た目ほどの重さはありません。
音導管の部分が耳の奥に入る作りになっているので不安感もなく、このタイプのイヤホンではみなさんやっている、イヤホンを少し上方向にひねって奥に入れてやると遮音性も向上し、つけ心地が更に良くなり非常に快適でした。

ケーブルのハンガー部分も適度なカーブで簡単に最適な位置での装着が可能です。プリフォームドハンガーと呼ばれるハンガー部分は適度な柔らかさで耳にかかる部分も痛くなることはなく快適です。

聴いてみました

まず、聞き始めて一番印象的だったのが音の深さです。

「IER-Z1R」は今までのインイヤーイヤホンのイメージを変えるスペース感を目指して作られたそうなのですがまさにそのとおり。

ヘッドホンを超える奥行き、そして空間表現を感じられました。この空間表現力はスピーカーに近いです。そのくらい深いんです。

特に凄いなと思ったのが高音域で、音導管直結の5mmダイナミックトゥイーターの効果が存分に現れていて高級ヘッドホンで聴いた音、「MDR-Z1R」のような高音域の表現で圧巻の一言。

それでありながらイヤホンの得意分野らしく、緻密で繊細な音の表現力もとても高く、まさにハイエンドオーディオと言える聴き応えのある音作りです。

中,高音域はBAドライバの効果もあり、非常に繊細な弦を弾く音まで聞こえてきます。
その微細な音を表現するためにありがちな「わざとらしい」音作りもなく、自然に聞こえてきます。

これも、low~mid DA 12mm」 「mid~high BA single」「exhigh DA 5mm 」という今までにない新しいドライバ構成の設計の影響が強く革新的なことだと思います。

ハイブリッドとしての不自然なドライバごとの音の分離もなく、自然なリスニングを楽しむことができます。

いい意味でイヤホンっぽくないスケール感の広さとイヤホンの武器である繊細さを兼ね備えた逸品だと思いました。

ハイエンドイヤホンをお探しのあなた!是非検討してみて下さい。間違いな良いです。

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