ここ数年ですっかりメジャーになった「SIMフリー」という言葉。
なんとなくはわかるけど、なんとなくだけしかわからない。という方も多いのではないでしょうか？
「SIMフリー」とはキャリアに縛られない自由なスマートフォン。
そんな「SIMフリー」スマートフォンについてメリットと注意すべきことを解説していきたいと思います！
この記事の目次
そもそも「SIMフリー」ってどういうこと？
「SIMロック端末」と「SIMフリー端末」について
「SIMフリー端末」が特殊な扱いを受けることからもわかるように
通常のキャリアから買うことができる携帯電話は「SIMロック端末」という扱いとなります（一部例外あり）
「SIMロック端末」とはキャリアから携帯電話を買う際に購入元のキャリアのSIMしか使えないようになっている端末のこと。
「SIMフリー端末」とはキャリアの縛りなく好きな通信会社のSIMが使うことができるまさに「フリー」な端末のことです。
つい先日SIMロックを10月から原則禁止にするというニュースがありました。これからは「SIMフリー端末」がメジャーなスマホの売り方になるかと思います。
SIMフリー携帯は端末とSIMを別にして考えよう
「SIMフリー端末」は携帯電話本体と通信会社から渡されるSIMを別々に購入し、組み合わせることができます。
【この端末だから、この通信会社。】
のような決まった組み合わせはありません！
特に見落としがちなことなのですが、今キャリアから購入した「SIMロック端末」を使っている方が「SIMフリー端末」に切り替える際にキャリアとの契約を変える必要はありません！
今使っているSIMはそのまま、新しく購入した「SIMフリー端末」に携帯電話を変えるだけで、契約はそのまま新しい携帯電話に切り替えることができます！
別々に買うとどんなメリットがある？
端末と回線業者をそれぞれ自由に選ぶことができます！
新しい格安ブランドで有名な「ahamo」や「povo」「LINEMO」「楽天モバイル」などの超オトクな通信会社が選び放題。
なおかつ、端末も自由に選ぶことができるのでコストパフォーマンスに優れたミドルモデルから最新のハイエンドモデルまで自由に選択することができちゃいます！
SIMフリー端末のメリット
今使っているSIM(回線)がそのまま使えちゃう
今使っているキャリアやMVNOのSIMがそのまま使えます！！
更にはデュアルSIMという一つの端末に2つのSIMが使える機能に対応した製品を選べば、一つの携帯電話で2つの電話番号、2つのデータープランが使えちゃうんです！
オトクにスマホが使えるかも！
キャリアで購入するよりも本体価格が安く設定されてることも多い「SIMフリースマホ」
通信料金も今より安い通信会社のプランが使えるのでトータルで見ると今よりも安くスマホを使うことができます！
契約上のめんどくさい「縛り」がない！
SIMロックがない！
めんどうなキャリア縛りがありません。
2年縛りがない！
更新期間などを気にせず端末を使うことができます
「実質」系割引なし
複雑な料金プランがないので見たままの値段で安く！
頭金/キャッシュバックなどのシステムなし
普通のお買い物と同じように端末が購入できます
料金プランが明確で安い！
データー量/通話の組み合わせで選べるわかりやすい料金プランが多く迷いません。
本体のアップデートが簡単！
キャリアによる制限等がないので自由にアップデートが可能！
SIMフリー端末の注意点って？
初期設定が少しむずかしい
「APN設定」などの通信設定をしないとネットワークや電話が使えません。
「APN(アクセスポイント)」とはスマホとインターネットの携帯電話会社ごとに用意されている中継点のこと
電波が受けられていてもアクセスポイントに接続できてなければインターネットに接続することはできません。
携帯電話会社でセットで購入できるスマートフォンには最初からAPNが設定されていることが多く、自分で設定する必要は殆どの場合ありませんが自分で購入したSIMフリーなどのスマートフォンの場合各個人で設定して上げる必要があります。
APNの設定方法についてはこちらからどうぞ
端末と通信会社の組み合わせによっては電波状況が悪くなったりつながらなかったりする
モバイルデーター通信(LTE)には利用できる周波数帯（バンド）というものがあります。
LTEの場合バンド1~44まで定められておりそれぞれ周波数帯が決まっているのですが、端末によってはある一定のバンド帯に対応していないことがあります。
LTEバンドは「NTTドコモ：1/3/19/21/28」、「au（沖縄セルラー、UQ WiMAX含む）：1/11/18/26/28/41」、「ソフトバンク（旧ワイモバイル、WCP含む）：1/3/8/41（※WCP）」
となっており端末によってはいずれかの通信会社にて上手く電波を拾ってくれない場合があります。
事前に使用する予定の端末のバンド帯を確認することが重要です。
故障時に問い合わせ先が増える
「SIMフリー端末」の場合、携帯電話本体が故障した場合はキャリアではなく自分でメーカーに問い合わせたり、SIMに異常があった場合は通信会社に、、、とユーザーが対応先を判断する必要性があります。
これまで使っていたSIMによっては切り替えが必要
SIMにはカードサイズがありスマートフォンによってはこれまで使っていたSIMカードが刺さらない場合があります。
その場合は各通信会社にてSIMカードサイズの変更が必要です。
また、auのVoLTEやソフトバンクの一部SIMには制限がかかっているものもあるので再発行などが必要な場合があります（交換手数料がかかります。）
ソニーストアでSIMフリー「Xperia」を手に入れよう！
SIMフリー版「Xperia」のポイントは
- キャリア関係ナシ！好きな通信会社が使える
- デュアルSIM対応で2つのSIMが使える
- 大容量ストレージ搭載
- おサイフ機能対応(Xperia 1を除く)
- 安心のXperia ケアプラン対応
と、SIMフリーのメリットを活かしながらもキャリアと同じような保険とおサイフ機能を使えるという欲張り仕様！
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