最近良く見るこの2つのロゴ。
左が「Dolby Atmos」右が「DTS:X」です。

サウンドバーやAVアンプなどの商品ページを除くとついてることが多いロゴ

どちらもサラウンド音声のフォーマット、ということは広く知られています。

ですが、この2つの規格一体なにが違うんでしょうか?

この記事の目次

そもそもどんな音声効果があるの?

とても簡単な解釈ですが、通常の「前後」「左右」のサラウンドに加えて「上下」を加えられるのがこの2つの音声フォーマットのポイント。

「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応したソニーの最新サウンドバー「HT-G700」の説明文からの引用です。

従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応しました。前後左右を中心とした従来のサラウンド音場に対して、高さ方向の表現力を加えた3次元の立体音響技術により、全方位からの音に包みこまれるリアルな音響空間を楽しめます。

つまりは更にチャンネル(スピーカー)同士のつながりが自然で平面的な音ではなく立体的なサラウンドに対応している。ということ

普通に考えたら天井にもスピーカーを取り付けなきゃいけないところを最新の技術をもってサウンドバー一本で実現しているのはスゴイことなんですね。

Dolby Atmos

「Dolby Atmos」はドルビーラボラトリーズが開発した音声フォーマット。

ドルビーアトモスは、チャンネルではなく、音声オブジェクトをベースにした業界初のオーディオフォーマット。

例えばヘリコプター、けたたましい車のクラクション、子供の叫び声といったあらゆるサウンドが、チャンネルの制限がない独立した音声オブジェクトとして存在することができます。 このオブジェクトは頭上も含めてどこにでも配置および移動することができます。

従来の機器に対する互換性もあるので環境に合わせて再現することが可能となっています。

DTS:X

「DTS:X」は「Dolby Atmos」と同じく音声オブジェクトをベースにしたフォーマット。

「DTS:X」には「Immersive(没入型) Audio」というコンセプトがあり、リアリティを追求するという理念があります。

従来の機器に対する互換性もあるので環境に合わせて再現することが可能となっています。

少し「Dolby Atmos」と違う点は天井スピーカーの設置についてはそれほど厳しくなく、製作者のミックスによってポジションを自由に作ることができるとのこと。

サラウンドを割り当てる際、チャンネルベースとオブジェクトベースがあれば規格は成立するもので、必ずしも「DTS:X」がオブジェクトオーディオとは限らないのが特徴。

まとめ

「Dolby Atmos」「DTS:X」共に三次元的なサラウンドを実現するための規格で「Dolby Atmos」「DTS:X」共にコンセプトはほぼ変わらないようです。

ですが「DTS:X」では厳しいスピーカー配置定められていないので少し自由度が高いとのこと。

「Dolby Atmos」「DTS:X」双方ともに従来の機器に対する下位互換性があるので、5.1ch・7.1chの環境でも、問題なく再生が可能で、つまるところスピーカー等は再生するアンプなどを変えればそのまま使えます。

ぜひ、映画を見る場合は「Dolby Atmos」や「DTS:X」に対応したスピーカーを使って新世代の音響を体感していただければと思います。

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