人気の重低音シリーズ「EXTRA BASS」シリーズからBluetooth接続のワイヤレスヘッドホン「XB900N」「XB700N」がソニーより発表されました。

銀座ソニーストアのショールームで実機を触って聴くことができましたので見た目、音質共にレポートして行きたいと思います。

今回紹介するどちらの商品も「EXTRA BASS」という商品郡に属していて臨場感のある迫力の重低音を得意としています。

内蔵アンプによる低音ブースト、そしてハウジング上に設けられたダクトにより、低域の振動板の動作を最適化する機能がついていて「XB900N」「XB700N」共にクリアで凄みのあるサウンドを実現しています。

「WH-XB900N」,「WH-XB700N」共に30時間のロングスタミナで通常の使い方であれば一週間は充電せずとも使える計算で煩わしさを感じません!

「WH-XB900N」と「WH-XB700N」の大きな差は「本体サイズ」「ノイズキャンセリング」「タッチ操作」「接続方式」の4つ

「WH-XB900N」は耳の周りにイヤーパッドがかぶさる(耳に直接イヤーパッドが当たらない)アラウンドイヤーヘッドホン(オーバーイヤー)

「WH-XB700N」は耳の上にイヤーパッドが乗っかる(耳に直接イヤーパッドが当たる)オンイヤーヘッドホンです。

WH-XB900N

XB900N

「WH-XB900N」の位置づけは「EXTRA BASS」シリーズの最上級でありながら、最もお手軽な価格のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンであるということ。

最上位に位置する「WH-1000XM3」に比べれば若干チープな感じもしますしノイズキャンセリング性能も劣りますがソニーのみならず、他社製品と比べてもこの価格帯でノイズキャンセリングを搭載しているライバル機はおらず、コストパフォーマンスの面でも優秀と言えます。

スライダーもしっかりした作りで不安感はありません。もちろん操作性も良好!金属部分がカッコいい!

イヤーパッドは「WH-1000XM3」とほぼ同じ質感でつけ心地に関しては大きな差はなくトップクラスの装着性です。この低反発のモチモチ感は癖になるような感覚でとてもフィット性が高く長時間つけていても全く問題ありません。

ノイズキャンセリングの性能は間違いなく良い!のですが、どうしても「WH-1000XM3」の突然何もない場所に放り出されたかのような静けさと比べてしまうと・・・
この部分は勘違いされないようにしっかりとお伝えしたいのですが、「WH-XB900N」が性能不足なのではなく「WH-1000XM3」が凄すぎるんです。

驚異のノイズキャンセリング性能を体感したいのであればフラグシップモデルの「WH-1000XM3」を選ぶほかないです。

ストア価格で13,000円差ですからこれ以上求めるのは酷だと思います。価格と機能を考えれば「WH-XB900N」は素晴らしい性能だと思います。

タッチ操作も試してみましたが非常に使いやすく少し触れば日常から操作にこまることはありません。
物理ボタンが減ることによってスッキリとした見た目になっています。

右部分には物理ボタンと端子があり、好きな機能を割り振れるカスタムボタン、電源ボタン

充電用のUSB TypeC端子、有線接続用のジャックとなっています。

ノイズキャンセリングのためのマイクは外側についています。

アップコンバート機能の「DSEE」を搭載、上位の「DSEE HX」には劣りますがmp3などの圧縮音源でも失われた高音域を補完し、綺麗に再生してくれます。

音質ですが、「WH-1000XM3」と比べても劣るところはなく、聴くジャンルによれば間違いなく「WH-XB900N」の方が相性がいいものもありはっきりと優劣がつけられないほどに良いです。

クラシックやジャズなどをメインに聞かれる方にはちょっとオススメできませんが、POPやロック,EDMなどのジャンルをよく聞く方には刺さるサウンドだと思います!
いつもイコライザーで低音をブーストしてしまうようなあなたにはもってこいのヘッドホンであること間違いなしです!

高音域も迫力の重低音にかき消されがちなのではと思うかもしれませんが、全域でしっかりと鳴っている上での低音ブーストなので十分だと感じました!

WH-XB700N

WH-XB700N

「WH-XB700N」は重低音強化シリーズの「EXTRA BASS」シリーズのコンパクトモデル、小さなバックにも余裕をもって入るサイズで耳の上にヘッドホンを乗っけるオンイヤータイプのヘッドホンです。
上位モデルの「WH-XB900N」とは違い、ノイズキャンセリング,タッチ操作は非搭載です。

ウレタンフォームの柔らかい素材でできたイヤーパッドで耳の凹凸にしっかりとフィットするので遮音性は高いです。
遮音性が低いと一番最初に抜けていく音は低音ですから低音重視のモデルだからこそこの遮音性、フィット力は重要です

ですが、密着度が高い分長時間の使用では多少不利かもしれません。特性上仕方ない部分ではあるのですが・・・

スライダーもしっかりとした作りで不安感はありません。思ったところでしっかり止まります。

ハウジング左部分にはカスタムボタン、電源ボタン

充電用のUSB TypeC,有線接続用のイヤホンジャックが搭載されています。

ハウジング右には再生&一時停止,曲送り,曲戻し,音量調整の基本操作ができるボタンを装備しているので操作は耳元で完結できます。

音質は小型軽量モデルとは思えないほどの迫力のある低音でこの迫力感はヘッドホンならではだと感じました。
上位機種と比べると音の細かさや表現力で多少見劣りする部分はありますが、ポータブルモデルだと思えないほどまさに満足感を得られるようなサウンドといった感じで聞いてて気持ちいいです。

ノイズキャンセリングなし、そしてオンイヤータイプということを考えると人を選ぶかもしれませんが、小型で持ち運びは重視したいけどヘッドホンだからこその迫力あるサウンドを持ち運びたい方にオススメのヘッドホンです!

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット
WH-XB900N
ブラック/ブルー
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