普段あんまりやらない仕事なんですが、ボロボロになったTANNOYのArden MKIIのスピーカーを修理しました。
修理したといっても、修理前の写真を撮っていなかったので伝わりませんが、スピーカーエッジを張替えました。
場所は当店近くの音楽喫茶さん。
アンプはLUXMANの真空管アンプSQ38FDを使用。
TANNOYのArden MKIIといえば、1980年代後半の販売価格は2台で約50～55万円。
今回、破格の値段で修理させていただきました。
しかし、これだと一体何をしたのか伝わらないので・・・
店長がプライベートで同じようなスピーカー修理をしたのでその時の様子をご紹介。
修理したのはこちら。
KEF MODEL105/3、2台で定価70万円（販売当時）
4Kテレビをご購入のお客様から「音楽好きな方に譲ってあげてください」と譲り受けたものです。
ちなみに同時に引き取ったアキュフェーズのアンプは、大の音楽フリークでもある当店の営業担当(ソニーさん)にお譲りし、スピーカーは店長のもとに。
しかし、、、エンクロージャー内部に格納されている2発のスーパーウーハーのエッジが劣化してボロボロ。。まともに鳴らない・・・
捨てるにはあまりに惜しいので、なんとか修理できないかと思い、義理の父協力のもとやってみました。(義理の父は学生時代に楽器屋でバイト)
まずは寝かせて、底面のビスを取り、ネットワークから配線を外す。
そして、フロントのユニットを外します。
内部はこんな感じ。。
取り外しできました。ものすごい大変でした・・・
こんな感じです。
古いエッジをクリーニングします。
掃除機で吸いながら、手で取れる部分を慎重に作業。
そのあと、ベタベタになっている古いボンドごとキレイにします。
新品のエッジを取り付けます。
慎重にセンターだし。ここの失敗が一番許されません・・・
数日乾かして、エンクロージャーに再び収めます。
古くなった吸音材も同時に交換。
完成。
音だしのテストを・・・と思ったら、このスピーカー4Ωなので手持ちのアンプでは鳴らせず。。アンプ買いなおしました笑
我が家で活躍しております。
古いスピーカーの修理をご検討の方はぜひ！・・・と、言いたいところですが、恐れ入りますが基本的には承っておりません。。
今回は、大変お世話になっているお客様でしたので、特別に承らせて頂きました。
おしまい。。
