『PCM-D10』は、ライブ演奏での音楽録音やラジオ向けの音声録音など、プロフェッショナルが求める質の高いコンテンツ制作に対応するレコーダーで、XLR入力、ファンタム電源に対応し本格的なハイレゾ録音が可能です。

ソニーストア銀座にて発売前の「PCM-D10」ですが、実機を触ることができたので簡単ですがレビューして行きたいと思います。

この記事の目次

外観

それなりにサイズもあり重量もある「PCM-D10」
公称では[約80.2×197.6×37.4mm](幅×高さ×奥行) 重量は約480g(電池含む)となっています。

実際に持ってみると片手で持てるサイズではありますが、とてもPCMレコーダーというイメージとは違う!
しかし、その重さは高音質設計とプロユースにも耐えうるための高機能を裏付ける要因の一つでもありますし中身を知れば納得。
こんなものを「PCMレコーダー」として出しちゃうところはカッコイイです。ほんと(笑)

用途としては持ち運びながらではなく静かな場所や特徴であるXLR/TRS入力を活かした録音環境で使うことが多いかと思うので特に不満にはならないはずです。むしろスタジオに置いても違和感のない重厚感のあるデザインでいかにもプロユースって感じで良いです。

ボタン配置

画面の下には基本の操作ボタン、そしてトラックマーク、カスタムボタン(C1,C2)とベーシックながら無理なく片手で操作できる位置に主要な操作ボタンが配置されています。

下部には録音入力端子についての切り替えスイッチがついています。
直接本体の「MIC」入力 or 3.5mmジャックからの「LINE」入力と「XLR/TRS」との切り替えが可能です。

XLR入力端子

左右のスイッチで入力レベルの切り替え「MIC/LINE」ファンタム電源(48V)のオン/オフが切り替え可能です。
ファンタム電源がオンになると切り替えスイッチ下のランプが点灯する仕組みです。

内蔵マイク

上部には可動式のステレオマイクロフォンがあり、ポジションを変えることによって集音を切り替えられるようになっています。

実際にマイクを触って、切り替えしてみると、適度な硬さときちんとクリック感で作りに不安感はなく非常に丈夫で使いやすく感じました。

イージアクセスなボリュームスイッチ

ボリュームスイッチは親指で操作しやすい位置にあり確実に片手で操作できるようになっています。

片方はLINE、片方はXLRなど音量のバランスを変えなければならないときはボリュームスイッチを引き出せば左右の音量を個別にきりかえることができるようになります。 操作時に操作音などのノイズが入らないように設計されており非常にスムーズかつ操作がしやすいです。

サイド、背面

マイクアッテネータースイッチの横にSDカードスロットがあります蓋付きで信頼性が高い作りです。
一番左にあるUSB type C は充電、転送ができるマルチ端子でモバイルバッテリーからの給電にも対応しています。

背面にはNFC、スタンド固定用のネジ穴、電池を入れるスペースがあり、本体は単3電池4本で動作します。

NFC搭載により録音したデータをスピーカー等で再生する際のBluetoothの接続もワンタッチで楽に設定することが可能です。

録音実演

インジケーターランプは3つになり、2つのランプが表示されていれば正常な値で録音できているので非常にわかりやすくなりました。

画面内にもインジケーターバーはあり更に細かい数値の確認もできます。

録音形式は(最大24bit/192kHz)wavまたは(320/128kbps)mp3です。

まとめ

プロフェッショナルの現場にも対応できる非常にハイスペックな製品でした。
前からユーザーの希望が強かったXLR/TRS入力への対応を果たしたということでその他の機能にも妥協なしといったところでしょうか?
音質面での評価は実際にはできませんでしたが、高音質を実現するための要素はしっかりと搭載されていることがよくわかりました。

「PCM-D10」は1/26日発売です。

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